浜松市の最新不動産トピックス
浜松市 空き家の状況や市側の対応
基準地価の動向について
浜松の空き家についてのトピックス
各新聞記事を基に最近の浜松市の不動産関連情報についてお知らせします。
総務省は、2018年土地統計調査の確定値(10月1日時点)を公表しました。
それによりますと、全国の空き家は、848万9000戸で過去最多を記録しました。
総住宅数は、6240万7000戸で、5年前の調査から177万9000戸
増加しています。(約2.9%増)
空き家も、前回調査より29万3000戸の増加(約3.6%増)
これは、住宅の増加よりも空き家の増加率が上回っているということですね。
この空き家(848万9000戸)の内訳をみてみますと、賃貸用が432万7000戸
売却用29万3000戸、別荘などの2次的住宅は38万1000戸、
その他(転勤や入院による長期不在・住人の死去による無人家など)が
348万7000戸です。
特にこのその他に入る空き家が前回調査から30万4000戸(約9.5%増)と
大きく伸びているのが特徴です。
県内に目を向けますと、静岡県の空き家は28万2000戸
住宅総数に占める割合は、過去最高の13.6%でした。
そのうちの浜松は?と見てみますと、まだ浜松では2013年10月時点での
数値しか公表しておりません。
約6年前の時点で、浜松市内の空き家は、46200戸(このうち使われていない
一戸建て住宅は12200戸)となっています。
これが、現在どうなっているかは、近いうちに公表されるものと思います。
10月2日の浜松市議会で、空き家解体に補助金を支出する制度の創設を
検討する方針を示したという段階ですので、数値の公表と同様に浜松市の
空き家対策の取り組みは遅れていると言わざるを得ません。
浜松 基準地価の動向について
先日発表された基準地価ですが、浜松市の平均変動率は、商業地、住宅地ともに
中区と東区が上昇しました。
上昇といいましても、3%以上変動したのは、中区では、蜆塚3丁目(3.1%増)
山手町(3.1%増)の住宅地。
中区の商業地では、中央2丁目(7.4%増)、鍛治町(4.2%増)千歳町(3.8
%増)、田町(3.6%増)、肴町(5.7%増)、松城町(5.4%増)となって
います。
高級住宅街と街の中心部に重要があるということになりますね?
東区では、住宅地で3%を超えるポイントはありません。東区の商業地
和田の自動車街で5%の増加となっています。
西区と南区は下落かほぼ横ばいが多くなっています。
目立ったところでは、舞阪町の商業地(3.9%減)と遠州浜の住宅地(5.5%減)
新橋町住宅地(3.8%減)、西島町住宅地(5.9%減)と相変わらず沿岸部の
下落が止まりないようです。
北区では、三方原が地盤が強固で人気が高いものの、物件数が少なく取引が
伸びていないようです。
北区の三ケ日町三ケ日の商業地と三ヶ日町大崎の住宅地は、ともに3.6%減です。
浜北区は、住宅地は中心部や市街化区域で上昇し、周辺部は下落するという傾向です。
それでも、プラスマイナスほぼ1%以内ですので、ほぼ横ばいと言えます。
天竜区は、住宅地のすべてのポイントで下落。平均2.6%減です。
商業地も1.9%減となっています。