三方不動産株式会社
2020年02月19日
ブログ
はじめてボーナスを出した会社は?
はじめて賞与制度を設けた会社は?
ボーナスの歴史?
昨年のボーナス支給額は、史上最高額だったとの記事を読んだ記憶が
ありますので、ちょっとボーナスについて調べてみました。
日本ではじめてボーナスの制度を設けたのは、明治9年の三菱商会だそうです。
当時の三菱は、海運界を独占していて業績が向上していたので、社員に利益の
再分配を考えたそうです。
当時、福沢諭吉門下の荘田平五郎という人が会計事務長をしていて、
歳末賞与という形で約1カ月分(平社員は5円)を支給したとのことです。
その後、日清戦争後には企業の基礎も固まって、紡績会社や百貨店などでも
利益に応じた賞与を出し始めました。
高島屋の場合は、「高ほうび」と言ったりしていたようです。
日露戦争後は、それまで賞与の対象外だった工員にも支給がされるように
なりましたが、まだまだ一部の企業だけだったそうです。
大正に入ると、通常2カ月分で100円前後のボーナスが支給されます。
昭和になると、ようやく中小企業もボーナス制度を取るようになって、
昭和6年以降の軍需景気以降、金額も上がって来ました。
昭和10年には、大企業の社員が5か月分360円、
課長で10か月分1800円、部長で17か月分4500円というような
記事が残っています。
これは、現在の貨幣価値にすると、課長が150万円、部長が300万ほどに
なるそうですよ。
しかし、工員は1.6カ月分の74円で830円ほどしかもらえなかったようです。
その後、労働組合が強くなってからは、管理職のボーナスが減らされ、
平社員のボーナスが増えていきました。
今では、中小企業も含めて全サラリーマンの95%が、ボーナスを
もらっているそうです。
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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