不動産業界を取り巻く環境の変化
不動産業ビジョン2030とは?
これから広告も変わるのか?
新年でもありますし、今年最初の不動産ブログは不動産業界に影響を与えるだろう
周りの変化について見ていきたいと思います。
5,6年前から国土交通省がやっている「不動産業ビジョン2030~令和時代の
『不動産最適活用』に向けて~」というものがあります。
その中で、不動産業を取り巻く市場環境の変化をいくつか挙げています。
・社会経済情勢の少子高齢化・人口減少の進展
・空き家・空き地等の遊休不動産の増加
・既存ストックの老朽化
・働き方改革の進展
・インフラ整備の進展による国土構造の変化
・地球環境問題の制約
・グローバル化の進展
・健康志向の高まり
・自然災害の脅威
などです。詳しく見たい方は国土交通省のこちらのHPをご覧ください。↓
https://www.mlit.go.jp/common/001287085.pdf
それから不動産情報オープン化と個人情報保護なんかも進んでいくでしょうね?
昨年、私自身がやっていてふと思ったのは、中古の一戸建て住宅を販売していた時です。
こんな地方都市ですから、いつものように対象物件の空きスペースに「売物件」という
看板をバリケードに取り付けて、そこに「ご自由にお取りください」と
プラスティックケースに物件資料を10枚くらい入れて置きます。
物件資料には、当然、土地の坪数や建物の間取りや築年数、設備などが書いてあります。
その時、26歳から不動産会社に入って以来初めて「オレはこんなことして大丈夫か?」
という疑問がふと頭をよぎったのです。
というのも闇バイトによる押し込み強盗事件が多発している昨今、「自分がやっている
ことは奴ら悪人に恰好の情報を提供していることになりはしないか?」と、、。
「数か月後にこの物件を買ってくださったお客様の家の間取りまで悪い奴に教えてしまう
ことになりはしないか?」
こんな風に思うなんて、昔は想像もしていないことでした。
私の考えすぎなら良いのですが、ひょっとしたら、私が感じたように将来的に
不動産広告のやり方に規制が入ることになるかも、、、。なんて。
なんか話がずいぶんと横道に逸れてしまいましたね。(笑)
次回は、もう少しちゃんとやります。すみません。