住宅 買い時だと思った理由は?
住宅を買い時だと思った理由は?
永住よりも将来的には売却?
購入物件 新築と中古の割合が同じに
今回は、2024年5月22日のスーモジャーナルさんの記事から抜粋してご紹介します。
これは、リクルートのSUUMOリサーチセンターが『住宅購入・建築検討者』に調査
したもので、首都圏、東海圏、関西圏と政令指定都市のうち札幌市、仙台市、広島市、
福岡市に住む、20歳から69歳の男女で、過去1年以内に住宅の購入・建築、リフォーム
について具体的に検討した人を対象に2023年12月に行われたものです。
まず面白いのは、建築費の高騰を反映してか、検討している住宅の種別の新築と
中古の割合がほぼ同じになって来ていることです。
「新築一戸建て」31%、「中古一戸建て」31%、
「新築マンション」30%、「中古マンション」30%、
「リフォーム」16%という感じです。
次に「買い時だと思っていたかどうか」聞いたところ、48%が「思っていた」
(とてもそう思っていた12%+ややそう思っていた36%)、
20%が「思っていなかった」(まったくそう思っていなかった6%+あまりそうは
思っていなかった14%)となり、買い時の割合が前年(2022年調査)の44%から48%
に増加しました。
「買い時だと思った理由」については、「これからは、住宅価格が上昇しそう」が45%
2位は「いまは、住宅ローン金利が安い」の33%、3位は「いまは、いい物件が
出ていそう」の30%となっています。
特に都心ではマンション価格が上昇し続けていますし、住宅ローン金利もこれから
徐々に上がってくることを反映しているようですね。
最後に購入した住宅を「将来的に売却を検討している」層が増えているようです。
「永住意向」が44%と半数近くを占めるものの、売却を検討したり、賃借を
検討している層が合わせて38%になっています。
購入、建築を検討しているときから、いずれキャッシュ化しようと考えている人が
増えているようですが、私はこれには懐疑的ですね?
大都会であれば、新駅が出来るとか再開発などで不動産価格が上昇することも
あるかも知れませんが、浜松では人口減少や空き家の増加などで逆に不動産価格は
少しずつ下落していくと思っています。
この辺りは、首都圏などと分けて参考にした方が良いと思います。
スーモジャーナルの本記事はこちらです↓