不動産トラブルの相談
住まいのトラブル相談傾向は?
不動産トラブルの相談窓口は?
誰に相談したら、、、
国民生活センターの商品・役務等別相談件数のよりますと、2022年の相談件数は
895,606件だったそうです。
その内訳は、、、
順位 商品・役務等 件数 割合(%)
1 商品一般 80,587 9.0
2 化粧品 79,793 8.9
3 賃貸アパート・マンション 31,657 3.5
4 健康食品 30,615 3.4
5 エステティックサービス 22,284 2.5
このうち不動産についての相談が、昨年に引き続き3位に入っています。
多く寄せられる相談は、借り主が賃貸住宅を退去する際に、ハウスクリーニングや
クロス張替え等の原状回復費用として敷金が返金されない、敷金を上回る金額を
請求されたというような内容です。
令和4年度に東京都住宅局に寄せられた不動産取引に関する相談をみても
売買に関しては、重要事項説明、契約内容、報酬・費用請求等などが多く
賃貸借では、重要事項説明・契約内容、敷金(原状回復)、管理(設備の瑕疵等)が
上位に入っています。
売買に関する相談については買主側の割合が高く、全体の8割近くを占めています。
その多くは「媒介業者の責任(説明内容不足)」や「解約について」です。
不動産についての相談は、大きなものから小さなものまでありますが、多くは
「誰に相談していいのかわからない。」ということが問題ではないかと思います。
浜松近郊の方であれば、私が無料でご相談に乗ることも可能ですが、遠方の方は
そうはいかないでしょうから、参考になる相談窓口をご紹介します。
住宅についての相談は、国土交通大臣指定の相談窓口 住まいるダイヤル
幅広い相談に乗ってくれる国民生活センター
https://www.kokusen.go.jp/ncac_index.html
その他、浜松市では月に1回、弁護士や不動産のプロによる相談窓口も設けて
いますので、広報をチェックするか直接、浜松市役所へお尋ねください。
どの窓口も、担当する相談員によって親切・不親切の差や自分に合う・合わないも
ありますので、あまり完璧を求めない方が私の経験上良いように思います。(笑)