修繕積立金が高くなる?
修繕積立金を増額しないといけない理由
あらゆるものが高すぎる
国土交通省は、マンション管理に地方自治体がお墨付きを与える制度である
「管理計画認定制度」の基準を見直すそうです。
これはマンションの修繕計画や積立金の状況などを自治体が精査し認定するものですが、
最近、修繕積立金の増額幅が大きすぎて支払いが困難になるケースが生じているから
だそうです。
なぜ修繕積立金がそんなに増額されるのでしょうか?
理由は、やはり建築資材の高騰が主な原因のようです。
なぜ建築資材が高くなっているのか?については6月の当ブログで記事にしています
ので、こちらをご覧ください↓
https://mikata-f.com/contents/6998
建設物価調査会が発表した今年9月の東京地区の建築費指数は、マンション、オフィス
ビル、工場、木造住宅の4分野すべてで最高値を更新しました。
日本経済新聞によりますと東京地区の指数(2015年を100とする)は、マンション
(鉄筋コンクリート造)が前月比1.5%高い125.8、オフィスビル(鉄骨造)は1.3%
上昇の127.8だったということです。
工場(鉄骨造)が127.5、木造住宅が132.8と、それぞれ1.2%、0.7%上昇しました。
私も先日マンションの内装工事の見積もりを業者に依頼しようとした時に
言われました。
私の感覚では、「これくらいの工事なら30~40万円くらいかな」と思って
その業者に言いますと、「それは数年前までの金額で今はその倍近くしますよ」と。
昨今の物価高は、建築資材だけではなくあらゆるものに及んでいる気がします。
来年4月からの働き方改革の実施?がされたら、更に進むのでしょうか?
ちょっと恐怖すら覚えます。
新築住宅を建てられる人が激減し、コスト高から修繕積立金も増額しないと
予定している大規模修繕が実施できないなど、、、。
我々の周りの環境は、悪化しつつありますね?