夏の甲子園 白いスパイク
白いスパイクはいつから?
なぜ白スパイクを履くのか?
ほとんどの高校が白スパイクを履いてます
慶應義塾高等学校の優勝で一昨日幕を閉じた今年の夏の甲子園。
慶應義塾野球部、関係者の皆様おめでとうございます!
あなたたちは、強かった。こんなチームを作った監督さんの手腕にも感心致します。
ところで、「今頃?」と言われるかも知れませんが、オジサンはテレビを見ていて
気が付いたことがあります。
「坊主頭じゃない!」(笑)ということではなく、ほとんどの高校が白いスパイクを
履いていることに、、。
昔は、白いスパイクなんて履いている球児を見たことありませんでした。
そもそも規則で白いスパイクは、履けないのでは?、、、
オジサンは時代遅れでした。(笑)調べてみますと高校野球で使用できる道具のルール
を定めた「高校野球用具の使用制限」を改正していたのです。
これまで公式戦で使えるスパイクについて「表面は黒一色とし、エナメルは
使用できない」などと定めていたものを日本高野連では、近年続く猛暑を背景に
熱中症対策の一環として検討した結果、黒色より温度が上がりにくいとされる白色の
スパイクの使用も可能とすることにしたのです。
そして2020年3月20日から使用が可能となったのです。
ちなみに初めて甲子園で白スパイクを履いたのは、同年8月10日から行われた
「2020年 甲子園高校野球交流試合」の初日の第2試合に登場した明徳義塾だった
そうです。(コロナで高校野球が中止となったあの夏です)
その交流試合に参加した32チーム中14チームが白いスパイクを使用しました。
白スパイクの効果については、スポーツメーカーのミズノから黒スパイクと比べて
「表面温度は20度」「内部温度は10度」も低いという研究結果が発表されています。
これでは、ほとんどのチームが白いスパイクを履くわけですよねー。