三方不動産株式会社
2023年09月12日
ブログ
「一蓮托生」本来の意味とは?
一蓮托生の由来は?
元々は仏教用語?
先日ある本を読んでいましたら、「一蓮托生」の本来の意味が記されていました。
なんとなく一蓮托生というとドラマの中などで悪事を働いた奴が、
「ここまで来たらおまえとオレは一蓮托生なんだよ、逃げられねえぞ。」なんていう
セリフで象徴されますよね?
しかし、「一蓮托生」という言葉は、元々は仏教用語で、「生まれ変わっても一緒に
いたい」という意味だそうで「一蓮」は、「ひとつの蓮の花」を表し、「托生」は、
「他のものに身をまかせて生きること」を指す言葉なのだそうです。
つまり、死んでからも『一つの蓮の花の上で身を寄せ合って生きたい』という意味に
なるということですね?
「よい行いをした人は死後も極楽浄土で同じ蓮の上に生まれ変わることができる」と
いう仏教の考えから生まれた言葉だとか、、。
なぜ「蓮(はす)」なのかと言うと、「蓮」は仏教においてとても神聖な花であり、
お釈迦様の台座になっている花が蓮だからです。
似た言葉に「蓮の台の半座を分かつ」という言葉があります。
これは「はすのうてなのはんざをわかつ」と読みます。
「台(うてな)」とは、極楽に往生した人が座る蓮の形をした台のことで、
「蓮台(れんだい)」ともいいます。
ひとつの台に2人が仲良く座っている様子から夫婦仲がいいことを表現する時に
使われます。
冒頭の悪党が吐くセリフと比べて、だいぶほのぼのしたイメージになって
来ませんか?
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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