打ち上げ花火の許可について
打上花火に必要な許可とは?
花火大会中止の決定は覆らない?
先週の金曜日に「2023年 平口花火大会今年も中止」という記事をアップしました。
その記事を読んでくれた知人から「まだ2か月以上も先の話なんだから、予定が変わっ
て開催するってこともあるんじゃないの?」と言われました。
私も素人ですが、花火大会を開催するということはそんなに簡単ではないことは
わかります。
スポンサー集めや露店の手配、特に打ち上げ花火を行う許可なんかもあるはずです。
そこで花火大会にはどんな許可が必要になるのか調べてみました。
花火大会等で使用される花火は火薬類取締法で規制を受ける火薬類の一つである
「煙火」に分類され、火薬類を爆発又は燃焼させることを「消費」といいます。
市内で煙火を消費する場合に必要な手続きとして、火薬類取締法に基づく
「火薬類消費許可申請」というのを「煙火消費計画書」を添えて管轄する消防署へ
最低でも3週間前までに提出しなければならないということです。
そして、書類や計画に問題がなければ許可証交付までに2週間から3週間くらい掛かると
いうことです。
規模によっては、関係機関による打上場所の検査立ち合いなどもあるようです。
更には、航空自衛隊浜松基地の飛行場から半径9km圏内の場所で、4号以上の煙火を
消費する場合も、許可申請や通報の手続きが必要となります。
「花火の打上げ許可申請書」等関係書類を航空自衛隊浜松基地に提出し、浜松基地からの
同意を得た後、追加の書類とともに羽田空港にある東京航空局へ送り、なにも問題が
なければ3週間前後で許可証が交付されるということです。
素人の調査ですので、まだまだ様々な許可申請等が必要なのかも知れませんが、
これだけでも大変な時間と労力ですよね。
運営に携わる方々のご苦労をお察し致します。
ということで結論。
2か月以上先のことであっても、花火大会を決行するかどうかの決定は、
もうなされているということですね。
今からスタートしても間に合わない可能性の方が高いですから、、。