体重計は地域によって重さが違う?
体重計の北海道型、本州型、沖縄型について
なぜ地域差が出るのか?
体重計の地域設定してますか?
体重計には北海道型、本州型、沖縄型と3種類あるってことご存じでしたか?
昔トリビアの泉などでも取り上げられたそうですので、知っている方も多いかも知れ
ませんけど、、、。(私は知りませんでした。)
現在は、体重計も精巧に作られていてメーカーによっては、更に細かい地域設定を
するものも多くなってきたそうです。
例えばタニタの場合ですと、日本国内の地域分けは商品によって3~16区分。
精度が高い体重計ほど影響があるため、区分けする地域の数も多くなっているそうです。
最初の北海道型、本州型、沖縄型の例で見ますと、北海道型は本州型より43g軽く、
沖縄型は47g重く表示されるようになっているそうです。
つまり、地域設定がされていない体重計なら沖縄と北海道とでは、北海道で
測ったほうが約100gくらい「重く」なる?ってことですよね。
なぜこのような差が生まれるのかと言えば、それは重力の影響だそうです。
"そもそも重力とは、「引力」と「遠心力」を合わせた力のことです。
「引力」とは質量を持つ物体がお互いに引っ張り合う力のこと。
地球上の物体には、地球の中心に向けて引っ張る力が働きますが、距離が中心に
近いほど強い引力になるため、膨らみのある赤道付近より極点付近に強い力が
働いています。
一方で地球は自転しているので、地球の外側へ向けて「遠心力」も働いており、
地球の回転軸から一番遠い赤道で最大、極点で最小になります。
これらの引力と遠心力の関係から、重力は赤道に近づくほど小さく、
極点に近づくほど大きくなります。
そのため、沖縄と北海道で同じ物をはかっても、沖縄の方が重力が小さいために
軽く表示されてしまうのです。" (出典:タニタ提供)
私も毎日体重計に乗って、増えた、減ったで一喜一憂していますが、考えてみれば
精度がより高くなったせいで100g単位での増減を気にしている訳です。
少々の増減は、「重力」のせいだということにして置きましょう。(笑)