三方不動産株式会社
2019年09月16日
不動産コラム
地番と住所(住居表示)の違いについて
地番とは? 住居表示とは?
浜松の地番の調べ方は?
地番と住居表示の違いは?
まず地番とは、法務局が定めたもので、一筆ごとの土地を特定するために土地に
つけられた番号です。
従来は、この地番が住所としても使われていましたが、市街化が進むにつれて
その土地がどこにあるのかを地番だけで特定することが困難となって来ました。
そこで昭和37年に「住居表示に関する法律」が制定され、住居表示が
実施されるようになりました。
それによって、郵便物が届くいわゆる住所といえば住居表示ということになりました。
この住居表示によって、
「○○市××町字○○△△番」と表されていたのが
↓
「○○市××〇丁目△△番●●号」と表記されるようになりました。
しかし、住居表示を実施していない地区の住所は、従来通り地番と住所は
同じです。
すごくわかりやすく言うと、住居表示は、建物につけられた番号ですから、
人が住んでいる家に割り振られていますが、地番は人が住んでいなくても
所有者がいる土地に割り振られている番号とも言えます。
地番は、登記で使うもので、住居表示は郵便配達で使うもの(?)という
認識でもいいかも知れません。
補足として登記のできない土地(河川や道)などには地番はありません。
地番がわからない時は、ご自分の所有している土地であれば、権利証(登記
識別情報)や固定資産税の納税通知書で確認ができます。
それ以外では、法務局や図書館などに置いてあるブルーマップを見るか
法務局まで足を運ぶのなら、直接法務局で聞いても教えてくれます。
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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