ハヤシライスの語源は、いろいろ有り
ハヤシライスの名前は、どこから来た?
いろいろな林さん
ネタに困った挙句にふと思いつきました。
「ハヤシライス」って、なぜハヤシライスと言うのだろうか?と、、。
単純に林さんという人が、作ったのかな?くらいに最初は思ったのですが、
調べてみますと諸説いろいろとありました。
1.明治の初期、丸善創業者の早矢仕有的が考案、そこから名付けられたとされる説。
有的は当時日本を訪れていた多くの外国人との親交があり、また西洋料理にもなじみが
あったため、友人が訪れるとあり合わせの肉や野菜をゴッタ煮にして、ご飯を添えて
振る舞っていたようです。
やがてこの料理は「早矢仕さんのライス」といわれるようになり、評判が評判を呼んで
ついには「ハヤシライス」の名で街のレストランのメニューになったとか。
(『丸善百年史』より抜粋)
2.明治初期創業の上野精養軒で、当時勤めていた林さんというシェフが作ったのが
はじまりという説。
牛肉の切れ端と余った野菜をデミグラスソースで煮込み、ライスにかけた従業員用の
まかない飯を、シェフの名を冠してお店で提供するようになったとのこと。
3.「hashed beef with rice(ハッシュドビーフ・ウィズ・ライス)」の略で
「hashed(ハッシュド)」が訛って「ハヤシ」になり、「ハヤシライス」なったと
する説。
4.昔の日本人のなかには、肉食を忌み嫌う人も多く、「肉を食べると早死にする」と
いう噂が広がり、早死ライスと呼ばれるようになったという説。
さらには、こんな説まで、、。
5.明治初年に横浜に在住していた「林」という男が、ある洋食屋に行くと
「カレー粉抜きのカレーライス」という注文をよくしていた。
当初、この料理には名前がなかったので、店員たちはこれを「林さんのカレーライス」
さらに略して「林ライス」と呼ぶようになったという説?
他にも、林さんという人が毎日やって来ては注文したことから、林さんのライス、
ハヤシライス?という説もありました。
どうも真偽のほどは、わかりませんねー(笑)