変わる?お客様との連絡方法・家賃支払い
平成生まれの若者(お客様)とのコミュニケーション方法は?
これからの家賃の支払い方法は?
不動産会社とのコミュニケーション方法は?
8月16日に「平成生まれの若者が望む賃貸住宅とは?」いう記事を書かせて頂きましたが
今回はその続編です。
考えてみれば、彼らが生まれた時から携帯電話は普及しており、
平成9年 SMSサービス開始
平成11年 携帯電話インターネット開始
平成13年 クレジットカードICチップ化 Suica誕生
平成16年 MIXI誕生
平成19年 I-Phone発売
平成20年 Twitter日本語サービス開始
というような世の中で成長してきた平成生まれの若者は、私たち世代とは
コミュニケーション方法やお金の感覚も、ちょっと違うようです。
キャッシュレス決済にあまり抵抗がない!
大体クレジットカードを持っている!
スマートフォンは当たり前!
プライベートでよく使う通信手段はというアンケート調査では、
1位 LINE 89.8%
2位 電話 56.1%
3位 GmailなどのWebメール 34.7%
というように、コミュニケーションの方法は、電話よりLINEが圧倒的に主流です。
ですが、不動産会社からの連絡手段となると、
1位 GmailなどのWebキャリアメール 50.5%
2位 電話 42.7%
3位 携帯キャリアメール 31.5%
携帯キャリアメールというのは、@docomo.ne.jpなどのアドレスが付くメールです。
不動産会社(管理会社)からの連絡を受ける場合、半数はWebメールを希望して
います。
また、電話を希望している人でも、知らない番号からかかってきたらすぐに
出ないという人も多くいます。
そういう人は、すぐには出ずに番号を調べてから、かけ直すのだそうです。
1位 すぐには出ずに番号を調べてかけ直す 45.1%
2位 何回か着信があったら出る 18.4%
3位 出ない 18.2%
4位 すぐに出る 17.7%
「連絡を取りたいから電話をする」というのではなく、用件があれば
まずメールをしたほうがいいということですね?
家賃も「キャッシュレス」!?
家賃の支払いにおいて、できたらいいなと思う決済方法は?
というアンケート調査では、
口座引落し 42%
クレジットカードなど(デビットカード、電子マネー含む)の
キャッシュレスで払いたい 43.7%
とキャッシュレスで支払いたいという人が口座引落しよりも多くいます。
その理由は、「ポイントが付くから」「現金で支払うより手間が省けるから」と
いうことです。
その他の理由として、「多額の現金を持ち歩く必要がない」
「振込手数料がかからないから」「履歴が残るから」「支払いのタイミングを
ずらすことが出来るから」
などと、みなさんしっかりしています。
現在の賃貸市場のかなりの割合を占めている若者たちは、
アパート・マンション経営をしている大家さんから見ればお客様です。
私を含めて、少しずつでもお客様のニーズに応えていくような努力をしていかないと
取り残されそうですね?
それに物件の差別化って、ちょっとした心遣いやお客様の要望を
聞いてあげることから始まるものですから、、。