不動産売りませんか?のDM
なぜ不動産会社からDM(ダイレクトメール)が送られてくるのか?
ポスティング営業は減少?
郵便ポストに不動産会社からのチラシやDMがよく入っていませんか?
昔よりチラシやDM、電話営業は減ってきたと思いますが、それでも時々は
ありませんか?
不動産会社からすればポスティングなどをした場合の反響率は、おおよそ
0.01%~0.3%くらいと言われています。
1万枚のチラシを配って、1~30件くらいの問い合わせがあるかないかと
いう具合です。
そして、その問い合わせから成約する確率は、更に下がりますので
そもそもポスティングはあまり効率が良い営業方法とは言えません。
それでも少しでも確率を上げるために営業マンはひと工夫をします。
たとえば、分譲マンションにポスティングするときには、そこのマンション名を
入れて、「こちらの○○マンション限定でお探しのお客様がいらっしゃいます!」
「今なら、無料で価格査定も行います!」「至急!」「高く買います」など、、。
チラシをもらった方からすれば、「具体的なお客様がいるみたいだから、より
高く売れるかも?」と勘違い(?)をします。
最近では、集合ポストにポスティングを拒否するマンションも増えていますので
ポスティングに変わってDMを送ったりします。
DMは、ポスティングよりコスト高となりますので、ターゲットを絞って来ます。
「分譲マンション全室の所有者に送られるDM」
「空き地や空き家の所有者に送られるDM」
「相続登記を行った直後に送られるDM」
このあたりでしょうか?
DMをもらった方からすれば、「なぜ私が所有者だとわかったの?」
「なぜ相続登記が済んですぐにDMが来るのか?」
気味が悪いと思うかも知れませんが、空き地や空き家は、営業マンが街を歩いて
調べて登記事項証明書から所有者を調べられますし、相続登記は法務局へ
行けば調べられます。
大都市では、名簿業者があり様々な名簿を売っていたりもします。
売却を全く考えていない方からすれば、迷惑でしかないDMかも知れませんが、
少しでも売却を検討したいという方には、きっかけ作りになるかも知れません。
それでも、買った名簿から電話をしてくる不動産会社より営業マンの足で
物件を探している不動産業者の方が親身に話を聞いてくれるはずです。