なぜ＠を使うようになったのか？

なぜ＠が使われるようになったのか？

毎日必ず見るのが＠（アットマーク）ですよね？

メールアドレスだけではなく、我々不動産業者も毎日のようにこのマークを

書いていますよ。

これは坪単価を表すのに＠を使っています。いちいち坪単価とか坪当たり〇円とか

書くのは面倒ですので、＠〇〇円としています。

そう、もともと＠は、単価記号だったのです。

このマークの最古の登場は、12世紀のビサンツ帝国の年譜記録者コンスタンティノ

ス・マナセルによる、ある写本の1345年のブルガリア語訳だったそうです。

そこでは「アーメン」という単語の「A」の字の代わりに＠が使われていたとか、、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ウィキペディア参照）

＠の起源には、諸説あるようですがその後は世界中で主に単価記号として

使われていたようです。

ほとんど簿記係しか使わないようなマークだったそうですが、タイプライターにも

ついていたようです。それがコンンピューターにきちんとしたキーボードが

付くようになると、「＠」マークもそのまま採用されました。

そんな地味な（？）＠でしたが、電子メールの発明者とされている

レイ・トムリンソンさんのおかげで＠は日の目を見ることになります。

トムリンソンさんは1971年に、オフィスにあるコンピューター2台の間で

メッセージを送受信する際に、利用者の名前と行先を区分けするために、

キーボードに並ぶ記号から「＠」を選んだのです。

なぜ「＠」かというと、コンピューターではほとんど使わない記号だから

初期のプログラムや基本ソフト（OS）を混乱させる心配がなかったからだそう

です。

地味な＠だからこその大逆転ですね。