三方不動産株式会社
2022年11月10日
不動産コラム
防災賃貸住宅って、なに?
防災賃貸住宅とは?
今後、入居者が希望する賃貸住宅は?
リクルートさんの2021年度賃貸契約者動向調査では、魅力を感じるコンセプトの
1位は、「防災賃貸住宅」でした。
特に2人世帯や女性でスコアが高かったようです。
では、「防災賃貸住宅」とはどのようなものを言うのでしょうか?
簡単に言いますと自然災害(地震、台風、豪雨、竜巻など)に対しての備えが
ある賃貸住宅ということになります。
具体的には、、
非常用電源の確保
・太陽光発電システムを利用して常時リチウムイオン蓄電池に充電しておく
・非常用自家発電設備
・共用でポータブル非常用電源を確保
入居者共用で使用できる防災庫
・ヘルメットや担架などの防災用品の準備
・非常用食料・水の備蓄
・非常時に炊き出しができる「かまどベンチ」がある
・災害時には生活用水として使用できる井戸を内蔵
耐震、制震、免震機能などを強化した地震に強いマンション・アパートや
強風に備えて窓の厚さを変えていたりもします。
停電時にタワーマンションなどの高層階でのエレベーターを動かす電源をいかに
確保するかとか大雨での浸水による被害などに対する課題など数多くありますが、
この分野は、まだこれからいろいろと知恵が出てくると思います。
一条工務店の浮かぶ家なんてのも、出て来ましたからね?
これからの入居者は、部屋の間取りや周辺環境だけでなくこのような防災機能を備えた
住宅を希望するニーズが益々増えていくことをマンション経営をされている大家さんも
知っておく必要があると思います。
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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