三方不動産株式会社
2022年11月17日
不動産コラム
フラット35 金利競争参入?
住宅ローン金利の現在
今後の住宅ローン金利は?
11月9日付け日本経済新聞に掲載された記事によりますと、長期固定の住宅ローン
「フラット35」が金利競争に参戦し始めたというのです。
”10月、調達金利が上がったにもかかわらず貸出金利を引き下げる異例の行動に出た。
低水準の変動金利との差が拡大を続け、利用者が減少しているためだ”
ご存知の方も多いでしょうが、フラット35とは、、、
住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して融資を行なう組織です。
母体となる住宅金融支援機構は、国土交通省と財務省が所管していた住宅金融公庫の
業務を引き継いだ、独立行政法人。
そんなフラット35が、貸出金利を引き下げてまで顧客を獲得しようという訳です。
つまり、利益を減らしても全体数を取りたいということなのでしょうか?
背景には、低水準の変動金利との差が拡大を続け、利用者が減少しているためですが、
その変動型の競争が固定型にも波及してきたということみたいですね。
最新の主要銀行の変動金利は、大体0.4%、0.5%とかが多いようです。
比べてフラット35の最頻金利は1.54%です。
固定と変動の違いはあっても約1%くらいの差があります。
そして大手シンクタンクの今後の金利推移予想を見ても、当面(数年?)は、
金利が上がらないと見ているようです。
但し、住宅ローンは長期の借入ですので、20年、30年後の金利はわかりません。
実は、私も約15年程前にフラット35を使って自宅の住宅ローンを組んだのですが、
今となっては変動金利にしておいた方が得でしたねー。(笑)
性格的なものもあるかも知れませんが、当時の私は、今後金利は上昇するから
固定の方がいいのではという判断を致しました。
予想が見事に外れた私は、住宅ローン金利予測について何も言えません(笑)
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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