駐車場にEV充電標準装備?
EV充電設備設置の動き加速
賃貸マンションにもEV充電器が、、
5月3日の日経新聞に以下のような記事が出ていました。(一部引用)
”マンション開発大手の大京は、新築分譲マンションの駐車場に電気自動車(EV)の
充電設備を標準で採り入れる。2023年秋以降に完成する新築物件が対象になる。
脱炭素を見据えてEV需要は伸びる見通しだが、充電設備の不足が課題となっている。
新築物件から対応し、他社物件との商品力の差にもつなげる。
自社物件の「ライオンズマンション」で採り入れる。EVの充電コンセントや、
コンセントの増設が可能な配管を備え付ける。駐車場の区画の50%に充電コンセントを
設置し、残りの区画は増設可能な配管を設ける。
開発物件の駐車場のすべてにEVの充電インフラを整備するのは、マンション業界で
初めてとみられる。
利用者は充電器に貼られたQRコードを読み込み、スマートフォンアプリを通じて
車両情報やクレジットカード情報、選んだ料金プランを登録する。
充電料金はアプリに登録したクレジットカードから引き落とされる。”
このようなEV充電設備設置の動きは、分譲マンションに限ったことではありません。
先日も、市内の賃貸マンションオーナーの方も、今度駐車場の何台かにEV充電設備を
取り付けるとおっしゃっていました。
「まだ浜松では賃貸マンションにEV充電器が付いている所を見かけないし、だから
差別化になる。なにより設置費用に補助金がかなりもらえるらしいからね。」
補助金は、国からと各自治体からも出るようです。(家庭用充電設備にも、補助金があ
るようです)
これらの動きは、今後加速していくものと思われます。
賃貸マンションオーナーの方々も検討に値するのではないでしょうか?
しかし、、
私は正直言って電気自動車の普及というものに少し懐疑的です。
以前、トヨタの豊田章男社長が、「現在走っている車が全てEV車に置き変わったら
日本の電気需要は、原発10基以上は必要になる」というようなことを言ってましたね。
EV化は結構なことだと思いますが、ホントそのあたりのことはどう考えているんでしょ?