三方不動産株式会社
2021年08月24日
ブログ
天竜川の氾濫について
過去の天竜川の氾濫被害について
苦難を乗り越えて
年々大雨や台風の被害が格段に大きくなっているように思えます。
10年に1度、50年に1度というフレーズもしょっちゅう耳にするようになりました。
浜松といえば、東に一級河川の天竜川が流れています。
「もし天竜川が氾濫したら、、」と一度でも思ったことがある人は多いのでは
ないでしょうか?
そこで調べてみますと、、
天竜川下流部における破堤はん濫は、昭和20年10月洪水を最後に発生していないと
いうことです。
国土交通省の浜松河川国道事務所の「天竜川 大洪水の記録」という本から当時の
状況を抜粋します。
昭和19年の「東南海地震」、終戦直後の「浜松大空襲」に続き、昭和20年10月に
複数の台風が遠州地方に襲来しました。
その年の9月に枕崎台風(台風16号)、10月1日~7日にかけての台風19号、
10月4日~12日にかけての阿久根台風(台風20号)と連続してきたために
大雨となりました。
そして浜松市南区芳川、河輪、五島、飯田地区を中心に大規模な被害が発生しました。
河輪地区では、浸水被害家屋が256戸、芳川地区では801戸死者20名、
五島地区では200戸という記録があります。
しかも戦争によって天竜川西派川の堤防内に設けられた防空壕跡から決壊したと
いいます、、。
東南海地震、大空襲、終戦、そして洪水と続くこの当時の浜松市民の苦難は、とても
言葉では言えないような、想像を絶するものがあったと思います。
参考文献はこちらです↓
https://www.cbr.mlit.go.jp/hamamatsu/river/gaiyo_tenryu/gaiyo_tenryu02.html
これから台風シーズンを迎えますが、大きな被害が出ないことを祈ります。
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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