三方不動産株式会社
2021年09月01日
ブログ
「ください」と「下さい」の違いって?
くださいと下さいの使い分けについて
間違えやすい言葉使い
日頃、何気なく「ください」とか「下さい」を使っていませんか?
「ください」をひらがなでは恥ずかしいからと、あえて「下さい」に変換されたりして
いませんか?
実は、この「ください」を漢字で使うかどうかで大きな違いがあるのです。
まず漢字の「下さい」の意味は、「ちょうだい」「くれ」ということで
相手から物か何かを請求する意味になります。
つまり「下さい」は動詞として使われ、英語の「give」に相当します。
「ジュースを下さい」「しばらく時間を下さい」とかですね?
また「下る」は字の如く、高い地位の人から下げ渡される意味もあり、漢字で書く
「下さい」は、上から目線の言葉になりかねませんので注意が必要です。
もうひとつの「ください」は、相手に何らかの動作や行為をお願いしたり、促したり
するときに用いられる言葉です。
そして、こちらの「ください」は、単体で動詞とならずに他の動詞と組み合わせる
補助動詞となります。
英語の「please」です。
「お越しください」や「お気を付けください」とかです。
これらを踏まえて間違えやすい言い方の例を挙げてみます。
お送りした資料をご覧下さい × → お送りした資料をご覧ください 〇
どうかご検討下さい × → どうかご検討ください 〇
どうかお許し下さい × → どうかお許しください 〇
ちょっと、間違えやすくないですか?
最近では、官公庁が「ください」を全てひらがな表記にするなど、使い方が統一されて
きているようです。
簡単に「下さい」は、何か物を請求する時に使う
「ください」は、何かをお願いする時に使う
と覚えておけばいいかも知れません。
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
不動産の売却や土地活用でお悩みの方は、ぜひ一度お問い合わせください!
また、不動産を購入しようかどうか迷っている方、
ポータルサイトや他社サイトでも気になる物件がございましたら、お気軽に
ご相談ください。