浜松市 スーパーシティ構想?
スーパーシティ構想ってなに?
スーパーシティの10分野
まず1月7日の静岡新聞の記事を抜粋しますのでご覧ください。
”浜松市は6日、人工知能(AI)やビッグデータを活用して最先端都市の実現を図る
国の「スーパーシティ構想」に関し、特区指定への応募を目指す方針を明らかにした。
指定に伴う国の支援や規制緩和により、デジタル技術を活用した市民生活の質向上の
実現を図る。
市は19年、「デジタルファースト宣言」を行い、企業・団体と連携してデジタル
技術を活用した行政サービスの導入や実証実験を展開している。
特区指定が実現すれば、こうした取り組みの加速につながると判断した。
浜松市は20日まで、特区で先端的なサービスなどを実施する事業者候補を募る。
事業者からは防災や交通、医療、教育、環境など各分野のサービスやデータ連携基盤の
構築について提案を受ける。市は候補を選定し、国への提案書作成を進める。
スーパーシティ構想は、生活全般にまたがる複数分野での先端的サービス提供や
大胆な規制改革などが柱。
住民目線に立った「2030年ごろに実現される未来社会」の先行実現を掲げている。
国は3月26日まで、指定を希望する自治体を公募している。”
(静岡新聞より)
これを読んで「スーパーシティ」って、具体的にどんなものかわかります?
「デジタルファースト宣言」って??前にもスマートシティとか言ってませんでした?
そこで、もう少しイメージできるように調べてみました。
スーパーシティはどんな都市機能を有するべきなのか、内閣府は以下の「10分野」を
その構成要素としています。
1.移動・・・ヒトの自動輸送、IoT・データ活用による交通量・駐車管理など
2.物流・・・自動配送・ドローン配達による人材不足解消など
3.支払い・・・電子マネー・クレジットカードによるキャッシュレス決済の普及、
魅力的なポイント還元制度の拡充など
4.行政・・・ワンストップ窓口・ワンスオンリー(情報の再提出不要)・
ペーパーレスによる、各手続きの効率化など。
5.医療&介護・・・ITを活用した遠隔診療、介護補助ロボットの実装、医療・
介護ノウハウのAI分析・見える化による効率的な人材育成、
ラストワンマイルの医薬品ドローン配達など。
6.教育・・・オンライン教育による人材育成、パーソナルな行政データの活用など。
7.エネルギー・・・スマートシステムを活用した、上下水・電力・通信インフラの
最適管理など。
8.環境・ゴミ・・・スマートシステムを活用した、リサイクルの一括管理による
CO²削減、資源保護の徹底など。
9.防災&緊急・・・デジタルマップを活用した防災システムの構築、緊急時の
自立エネルギー供給、自動運転救護車両・作業ロボットの実装など。
10.防犯&安全・・・巡回ロボット、遠隔監視など。
これなら少しは、イメージできますか?
このうち最低でも5分野を2030年頃までに達成させるそうですが、
明るい未来都市になることを祈るばかりです。