8月版 コロナで売れた商品ランキング
先月のコロナで売れた商品ランキングをご紹介します
ニューノーマルがノーマルに?
今回は東洋経済オンラインの記事から、8月に売れた商品をご紹介します。
まずはこちらをご覧ください。↓
https://toyokeizai.net/articles/-/372184?page=4
コロナで売れた商品ランキングTOP30を見ると、現在の日本人の生活様式が
なんとなくわかるようですよね?
真夏の猛暑でも、マスクが売れている、、、昨年までは考えもしなかったことです。
3位の手指消毒剤も、言うまでもありません。
ただ2位のうがい薬。
これは、そうあの方の発言のせいです。吉村洋文・大阪府知事が8月4日に緊急会見を
開き、「うがい薬の成分『ポビドンヨード』で新型コロナウイルス感染症の治療効果が
期待できることを確認した」と力説したためです。
会見直後から、ドラッグストアにうがい薬を買い求める人が殺到。1カ月近くが経った
現在も品薄が続いているそうです。
「非接触形式体温計」も、7月27日週に1000%の大台に乗っています。
確かに、多くの店舗で入るときに検温をされるようになりました。お客の側も
もはや慣れてきた感があります。
マスクの1000%という数字を見てしまうと、どうしても見劣りしますが、客観的に
見れば、前年同期比で200%を超える状態が何カ月も継続しているというのは
異常事態だといいます。
最後にこの記事を書かれた伊藤歩氏(金融ジャーナリスト)の言葉を
抜粋してご紹介します。
「ニューノーマルは企業業績にも大きく影響を与えている。同じ化粧品・トイレタリー
業界に身を置きながら、メイク用品中心の資生堂は2020年上半期(1~6月期)の
営業損益が34億円の赤字と、前年同期の689億円の黒字から724億円悪化した。
だが、花王は同じ時期の営業損益は前年同期比13.8%減で乗り切ることができた。
化粧品は大きく落ち込んだが、巣ごもり特需で衣料用洗剤や台所用洗剤が大きく伸びた
ほか、業務用のハンドジェルが爆発的に売れたことが寄与した。
ウィズコロナ時代の必需品は、消費者が選別する段階に入っている。
ニーズをタイムリーかつ適格にとらえるヒット商品が、業界の勢力図を塗り替える
可能性もあるだろう。」
企業も生き残りを掛けて、必死です。非常時の経営は、いままでと同じことを
して、ただ嵐が過ぎるのを待つだけではだめなのかもしれません。
ニューノーマルが、いずれ当たり前になる世の中になるのでしょうか?
以前の生活が、もう戻らない可能性もあることを考えると、なんか切ないですね。