三方不動産株式会社
2020年03月28日
ブログ
家康と小粥という苗字の関係
小粥という名字に隠された徳川家康とのお話
なぜ小粥という名字ができたのか?
浜松には「小粥」「おがい」さんという名字があります。
私のお客さんにも、小粥さんがいらっしゃいます。
今日は、この小粥さんの由来が出ていましたので、記事にしてみました。
戦国時代の頃のこと、家康率いる徳川軍は三方原の戦いで武田軍に大敗。
家康は命からがら逃げることができたのですが、逃げ隠れしているうちに
すっかりお腹が空いてしまいました。
耐えきれなくなった家康は、ある農家に飛び込み食べ物を求めました。
(現在の曳馬のあたりらしいです。)
農家の老夫婦は、今煮ているのは、粗末な米の粥で、とても人にあげるようなものでは
ないと断ったのですが、それでもいいと家康はお粥をもらいました。
おなかいっぱい食べた家康は、いずれ恩返しをすると言い残し、走り去っていきました。
家康は天下を取ったあと、その老夫婦にお礼にと「小粥」の姓を与えたという事です。
後にその家は庄屋を務め、家はますます栄えました。
小粥の家紋は丸に二引。これは家康が粥を食べたとき、茶碗の上に箸を置いたこと
からだと言われています。
そういえば、小粥さんは曳馬の資産家の方が多いような気がしていましたが、
こういう歴史があるとは知りませんでした。
もう一つ、小粥さんの由来がありました。
愛知県愛西市立田町では平安時代の武将の源義朝が
1160年1月から1160年4月(平治元年12月から永暦元年3月)の平治の乱により
落ち延びてきた際に捧げた粥からという言い伝えもあるようです。
そのせいかどうかわかりませんが、この「小粥」という名字は、全国に
約1400人くらいいるそうで、圧倒的に静岡県と愛知県に集中しています。
浜松の苗字シリーズは、また機会があれば記事にしていきます。
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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