最新の住宅・土地統計調査から
令和1年9月30日公表 総務省統計局の住宅・土地統計調査
統計調査からの抜粋
現在の住宅・土地事情は?
この住宅・土地統計調査は、昭和23年以来5年ごとに行われている調査で、
平成30年調査は、その15回目にあたります。
調査の時期は、平成30年10月1日現在
調査対象は、約370万住戸・世帯
結果の公表について
住宅数概数集計・・・・・・・・・・・2019年4月26日
住宅・世帯に関する基本集計・・・・・2019年9月30日
住宅の構造等に関する集計・・・・・・2020年1月
土地集計・・・・・・・・・・・・・・2020年3月
というように順次調査結果が公表されていきます。
今回公表されたのは、この中の住宅及び世帯に関する基本集計です。
それが、こちらです。
www.stat.go.jp/data/jyutaku/2018/pdf/kihon_gaiyou.pdf
この中から、主なデータを抜粋してみますと、
日本の総住宅数は、6240万7000戸、総世帯数は5400万1000戸と
なっており、5年前と比べて、総住宅数は2.9%の増加
総世帯数は3%の増加です。
持ち家は、3280万2000戸で、住宅総数に占める割合は61.2%と
なっており、概ね60%前後で推移しています。
借家は、1906万5000戸で、割合は35.6%となっており、5年前と
比べて0.1%の上昇。
一戸建ての延べ床面積は減少傾向にあります。126.63㎡と5年前と比べて
2㎡の減少。
参考程度の数字ですが、少子高齢化が数字の上でもわかるということでしょうか?
空き家が増加し、持ち家よりも賃貸傾向が強くなりつつあるということ、
家計を支える者の年齢が高齢化していることなどが読み取れます。
来年1月の住宅の構造等に関する集計が公表されたら、また掲載いたします。