本物の忍者めしとは?
忍者が食べていたものは?
兵糧丸のレシピ?
私は食べたことがありませんが、世間では「忍者めし」なる食べ物(グミ?)が
人気を博しているとか、、。
それを聞いて閃きましたー(笑)
「本物の忍者は、なにを食べていたのだろうか?」と、、。
いろいろ検索してみました。
その結果をまとめますと、まず忍者?忍びの者たちは、当たり前といえば当たり前ですが
普段は、一般の人たちと同じようなものを食べていたということです。
どんなものかと言いますと、当時の日本人が食べていたのは、
粟(あわ)や稗(ひえ)をはじめとした穀物や、雉の肉、伊賀や甲賀の山々で
とれる山菜などです。
こんな感じです↓
・アワ、ヒエ、玄米、麦などの穀物、イモ類
・シイ、クワ、グミ、トチ、クリ、カヤ、松などの木の実など
・豆腐、野菜、小魚、ごま、梅干、みそなど
但し忍び込む時、居場所が分からないように体臭に繋がる匂いの強い肉などの食材は
極力食べないようにしていたようです。
さて、屋根裏や床下に何日も忍び込んで諜報活動をする場合はどうしてたでしょうか?
その時は、忍者の携帯食である「兵糧丸」(ひょうろうがん)というものが
あったそうです。
一口に兵糧丸と言っても、地域や流派によって様々なレシピや作り方があって、
決まったものがないばかりか、戦国武将にとってその製法は兵力増強につながる
軍事機密となっていたそうです。
一例として甲賀の「甲州流忍法伝書老談集」に書かれた材料は以下の通りです。
・高麗人参(朝鮮人参)
・氷砂糖
・ヨクイニン(はとむぎ種子を皮を取り除いて干したもの)
・桂心(ニッキ、シナモン)
・山薬(自然薯・長芋・山芋類をぶつ切りにして干したもの)
・連肉(蓮の実)
・うるち米
・もち米
これらを用いておにぎりより少し小さめに丸めて携帯食にしていたようです。
昔のカロリーメイト?みたいな感じでしょうか?
他にも、のどの渇きを抑える水渇丸や飢えをしのぐ飢渇丸などというのも
あるそうですよ。
それが現代では、グミですかぁ?(笑)