なぜ防災の日と地域防災の日があるの?
防災の日の由来は?
地域防災の日とは?
関東大震災と東南海地震?
明後日の12月1日は、地域防災の日ということで私の町内でも防災訓練が
行われます。
みなさんは、疑問に思ったことはないですか?
「防災の日って、確か9月にもあったよな?」「なぜ12月にもやるの?」と、、。
私もちょっと不思議には思っておりましたが、あまり深く考えることもなく
面倒くさいこともあり今まで放っていました。
しかし、慢性的なネタ不足のため頭がすぐに「ブログネタに出来ないか?」と
考えてしまう癖がついてしまった昨今では、こういうのを調べようと思うのです(笑)
(このブログをやってて良かったことは、まさにこれですね。)
では、まず「防災の日」
こちらの由来は、大正12年(1923年)9月1日に発生した関東大震災を教訓として、
一人一人の防災対策の重要性を広く国民に理解してもらうため、9月1日が
「防災の日」と制定されたといいます。
防災の日は、昭和35年(1960)年6月11日の閣議で、9月1日を防災の日とすること
が決定されました。
また9月1日は、関東大震災が発生した日であるとともに、暦の上では二百十日に
当たり、台風シーズンを迎える時期でもあり、また、昭和34(1959)年9月26日の
「伊勢湾台風」によって、戦後最大の被害を被ったことが契機となって、地震や
風水害等に対する心構え等を育成するため、防災の日が創設されたとも言われています。
一方の「地域防災の日」は、1944年12月7日に発生した東南海地震によって、静岡県内で
295人の犠牲者が出たことに因んで、地域防災力を高める機会にしようと、12月の
第一日曜日を「地域防災の日」として1986年(昭和61年)に静岡県防災会議で
定められました。
1983年(昭和58年)5月26日に発生した日本海中部地震を契機に同年から各地域ごとに
「地域防災訓練」を開始し、現在は、「地域防災の日」において、静岡県下の各地で
自主防災会を中心に「地域防災訓練」を実施するようになったということです。
「地域防災の日」は、まさに静岡県という地域だけの防災の日なんですね?