愛犬の血液型 知ってますか?
犬の血液型の種類は?
血液型と性格の関係は?
犬の血液型は13種類以上?
人間の血液型は、ABO式といって、4種類の血液型ですが、犬の血液型は
DEA式という分類方法になるそうです。
DEAとは犬赤血球抗原の略で、全部で8種類あります。
それぞれ+なのか-なのか、つまり抗原をもっているかいないかで血液型が
決まります。
わかりにくいですが、「私はB型」とかいうのではなく「クロくんはDEA1.1(-)」
とかDEA1.2(+)とか非常に複雑な分類になるそうです。
また、8種類というのはDEAの数であって、実際の血液型は13種類以上あり
今後の研究によっては、まだ増える可能性もあるのだとか、、。
むずかしいですが、愛犬がもし輸血を必要とする事態になった場合に備えて
血液型を事前にチェックしておくと早い処置ができるといいます。
多量出血だけでなく、免疫介在性貧血、血管の破綻、骨髄性白血病のような
造血機能不全や血小板が減少する病気などにも輸血が必要となるそうですよ。
動物の場合は、血液バンクなどがありませんので、輸血が必要となった場合の処置は
・動物病院で飼育されている供血犬から血を確保する
・動物病院同士で助け合う
・医療用の代替血液を用いる
・ボランティアのドナー犬を募る
などの処置をしているのが現状だそうです。
2015年に中央大学の研究チームが、イヌ用人口血液の開発に成功し、2021年
から実用化されるという話もありますので、この分野での研究も進んでいるのですね。
あらかじめ愛犬の血液型を調べておくと、安全な輸血を受けるのに役立つだけでなく
輸血が必要な犬に提供ができるかもしれません。
最後に犬の血液型から性格がわかるのかということですが、
犬では血液型と性格は関係ないと言われています。
犬の性格は、社会化期の過ごし方が大きく影響するとのことですので、
やっぱり、小さい頃の「しつけ」や日頃の「ふれあい」が、大切なのですね?