建築資材は、どれくらい高騰してるのか?
建築資材の値上がり率は?
値上がりの原因は?
2015年と比べると、、、
建築資材の値上がりがまだ続いています。
住宅産業業界のみならず不動産業界にもかなり影響が出ています。
そもそも「なぜ建築資材の高騰が続いているのでしょうか?」
以前にも当ブログでも書いたと思いますが、改めて簡単に触れておきます。
原因として挙げられるのは、、、
・木材の高騰、いわゆるウッドショック
・円安によるガソリン代、電気代の値上がり
・働き方改革による時短→工期の長期化 人件費の値上がり
・鉄の供給不足による高騰 アイアンショック
・コンテナ不足による輸送コストの値上がり
・半導体不足による給湯器などの住宅設備供給不足
などまだ複合的な要素もあると思いますが、とにかく建築資材全般が値上がりして
います。
どれくらい上がっているのか見てみましょう。
一般財団法人 建設物価調査会というところのHPを見ますと詳しく出ています。
こちらです↓
https://www.kensetu-bukka.or.jp/
この中から2015年を100とした場合の建設総合指数を見てみますと
2024年7月の全国平均は138.6となっています。
2015年当時と比べると約1.4番近くになっているということですね?
こちらのHPにはいろいろな建築指数が載っていて凄いです。
例えば住宅の木材の建築費指数の東京で見てみますと、2021年頃から
ほぼ垂直に急上昇しています。
https://www.kensetu-bukka.or.jp/indexgraph/k-city10.html?city=1&type=19&index19=2&year=2014
約10年前と比べると2000万円で建てられた住宅が、今では2800万円掛かると
いうことですから、頭が痛いですよね?
2億円のアパート・マンションでは、単純計算で2億8000万円掛かることに
なります。
家賃をそれほど上げられないとしたら利回りは当然落ちてきます。
そこに持ってきて「利上げ」ですから、もういい加減にしてもらいたいです!