マンション維持費が値上がり
マンションの維持費はどれくらい?
マンション管理費・修繕積立金の値上がり
ちょっと古いですが、先月7月4日の日本経済新聞に”2023年の首都圏の
新築マンション管理費は1戸(床面積70平方m)あたりで月2万358円と前年比4.1%
上昇した。調査を開始した14年以来、初めて2万円を超えた。
修繕積立金をあわせると年間で約35万円、都区部では40万円を超える。”
という記事が出でいました。管理費が高くなっている原因としましては
物件管理者の人件費上昇に加え、東京周辺のマンションは高額物件を求める外国人から
の引き合いも強く、供給サイドがハイスペックな物件を提供するようになったのも
要因の一つだそうです。
例えばコンシェルジュの配置やトレーニングジムといった共用施設の充実など住環境の
向上を図った物件が増えたことによるものです。
毎月積み立てる修繕積立金も首都圏で8,729円と前年比9.9%高。主に資材コストの
上昇が影響したそうで管理費と修繕積立金の合計額は首都圏の平均で月2万9,087円。
2014年と比べて32%も上昇しているとのことです。
その他にマンション維持費として駐車場や駐輪場代、固定資産税・都市計画税、
火災保険料、マンションによっては、トランクルーム代や専用庭、ルーフバルコニー
代なども掛かります。
前述した管理費・修繕積立金の年間合計費用35万円に、駐車場代月1.5万円とすると
年間18万円、固定資産税・都市計画税年間10万円、火災保険料年3万円などと
仮定しますと年間66万円、月額5.5万円と結構な出費になって来ますね?
駐輪場やトランクルーム代などの費用を含んでいませんし、固定資産税などは
地域差がありますので実際はもっと多いかも知れません。
戸建て住宅を所有していても維持費は掛かりますが、どちらがご自分に合っているのか
購入前に自分のライフスタイルを慎重に考えてみましょう。