ペット可マンションからペット共生マンションへ
ペット共生型マンションとは?
最新のペットマンションの設備とは?
国土交通省の平成30年度に公表された調査によると、平成27年度以降に建てられた
新築分譲マンションの実に9割以上がペット可マンションだというデータがあるそう
です。
現在は、もっとペットが飼えるマンションは増えていることでしょう。
そして以前は「ペット可マンション」と言っていましたが、現在はもっと進んで
「ペット共生型マンション」というのが増えてきています。
簡単に言いますとペット可マンションとは、管理規約でペットの飼育を認めている
マンションのことです。
賃貸では大家さんがペットの飼育を認めているアパート・マンションのことです。
それらの中には建設当初からペットの飼育を前提に建てられたマンションもあれば、
建物が老朽化して入居率が下がったから、物件の付加価値を高めるために
「ペット可にした」ものまでさまざまです。
一方、ペット共生型マンションは、最初からペットと快適に暮らすことを前提として
建てられた物件のことです。
ですので入居者の誰もがペットと暮らすことを前提としていることがわかっています。
(ペットが苦手な入居者は基本的にいません。)
ペット可物件で対象外になりやすい大型犬、多頭飼いが許されるケースもあります。
設備面でもペットファーストの作りになっています。
足洗い場やペット乗車を知らせる機能付きのエレベーターといった一般的な設備に加え
敷地内や屋上のドッグラン、なかにはマンション内に動物病院やペットサロン、
ペットショップまで併設されているケースもあるそうです。
ほかにも、マンションによって違いますが、、、
・玄関の内外や共用部などにちょっとペットをつないでおけるリードフック
・ネコ棚
・室内ドアや玄関ドアと一緒にセットするドッグフェンスドア
・ペット対応床材やクロス
・玄関ドアが閉まっていても出入り可能なペットくぐり扉
・脱臭器や空気清浄機
・散歩の後、部屋内に持ち帰らずに共用スペースでトイレ処理ができる汚物流し
・シャンプーやブラッシングができる専用のトリミングルーム
その他、ペット保険付きのマンションもあるそうです。
まさに至れり尽くせりのペットファーストですね?