一戸建ての流通量が増加?
一戸建て住宅データ白書から
新築から中古へ? 購入から賃貸へ?
今回は、東京カンテイさんから出された「マンション・一戸建て住宅データ白書」
2023年中部圏のプレスリリースから一部抜粋してご紹介します。
2023年の新築一戸建ては、全国で115,685戸分譲され、前年と比べて
1.3%増加しました。
中古一戸建ては、2023年に全国で85,217戸供給され、前年と比べて
17.3%も増加しています。
これを静岡県で見てみますと2023年新築一戸建ては、2,753戸分譲され、前年比
-7.2%と減少しています。
中古一戸建ては、1,849戸供給され、前年比17.5%の増加です。
また、中部圏の2023年1戸平均価格は、新築一戸建てで3,417万円で前年比
0.6%の増加です。
中古一戸建ては、2,447万円で前年比2.3%の増加となっています。
これらから中古一戸建てに需要が増えてきたとも言えます。
私も現場の人間として、土地を購入して建物を建てる人が今年に入って特に減っている
ような感じを受けています。
逆に中古一戸建ては、割と早く買い手がつきます。それもけっこうな値段で、、。
やはり、住宅価格の高騰やいろんな物の値上がりの影響が、こういうところにも出て来て
いるように思えますね。
新築を諦めて中古住宅へシフトしようという動きや購入をやめて賃貸にしようという
動きは少し続きそうな予感がします。
ということは、賃貸アパート・マンションなどの収益物件を購入して不動産投資を
始めようと言う方にとっては、有利かも知れません。
空室率が下がったり、ちょっと強気な家賃設定でもイケる可能性があります。
空き家や自宅の売却を検討している方は売り時とも言えますよ。
もっとも、これは立地や建物のグレードなどが良ければという条件付きですが、、。
東京カンテイさんのプレスリリースはこちらです↓