三方不動産株式会社
2024年05月23日
不動産コラム
ネットで完結 住宅ローン審査
ネットで完結する住宅ローンのメリット・デメリット
あなたはネット派?それとも面談派?
4月12日の日本経済新聞に載った記事を一部抜粋してご紹介します。
”住信SBIネット銀行は5月下旬から住宅ローンの借り入れ手続きをネットで完結する
サービスを始める。
スマートフォンアプリやウェブブラウザーで顧客と不動産業者らがチャットで
やり取りする。
関係書類もウェブ上にアップロードする。郵送や電話対応が不要になり、審査にかかる
時間が約半分になるとみる。 名称は「かんたん住宅ローン」。”
以前からネット銀行はありましたが、書類の郵送や電話対応などがありました。
それが完全にネット上で完結するということです。
ネット銀行は、金利が安いとか団信保険料や保証料、繰上返済手数料等のランニング
コストが安いなどのメリットがありました。
それがオンラインで完結する住宅ローン契約になりますと、さらに収入印紙代が不要、
署名捺印も不要、好きな時間に手続きが出来るなどのメリットも追加されます。
しかし、デメリットもあります。
まずはネットで完結するということは、パスワードなどの自己管理が求められます。
そして契約書類などのデータの保管も重要です。
パソコンの不具合でデータがとんでしまったということがないようにしなければ
いけません。
しかし、私が思う一番のデメリットは担当者と直接相談が出来ないということです。
チャットなどを使って相談できるということですが、やはりそれには限界があると
思います。
チャットは向こうから提案してくれるというよりこちら側の質問に応えるというのが
主ですので住宅ローンを借りる側にかなりの知識が求められることになると思います。
何も知識がないまま簡単、お手軽だからと言ってネットで申し込むと痛い目を
見る場合もあるかも知れませんよ。
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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