遠江しあわせ いのめ詣でお守り
いのめとは?
日本古来のハート形とは?
「遠江しあわせ いのめ詣でお守り」というのは、2023年12月下旬から始まった静岡県
西部エリア(遠江)の東西南北に鎮座する四社を巡拝し、それぞれの神社で授かった
小さな「いのめ木札お守り」を専用台座に嵌め合わせて完成させる取り組みです。
四社は東から森町の小國神社、浜松市の五社神社諏訪神社、井伊谷宮、秋葉神社。
実物は浜松・浜名湖だいすきネットからご覧ください↓
https://hamamatsu-daisuki.net/pickup/2024/03/post-110.html
この台座になっているハート形のお守りですが、女性には「かわいい!」となるかも
知れませんが、このハートが、いのめです。
ハートを逆さまにした形がイノシシの目に似ていることから、
「猪目」「猪の目」とか「ゐのめ」と表記されるそうですが、実は西欧起源の
ハートマークが日本に入ってくるよりずっと昔から、日本にあった模様なんです。
(お釈迦さまに縁のある菩提樹の葉だという説もあり)
もともとはハートを逆さまにした向きが主流で、およそ1400年前から格式の高さを
表すために寺社の建築や高貴な人物の武具などに用いられ、その模様には、災いを
除いて福を招くという意味が込められているんだそうですよ。
最後に上の浜松・浜名湖だいすきネットの記事の中から抜粋して、、、
”「ところで、この遠江地方の四社は東西南北にありますが、天の四方を守る守護神の
四神(青龍、白虎、朱雀、玄武)との関係はどうなのでしょうか?」
という質問がありました。
五社神社諏訪神社の権禰宜・鈴木さんにお伺いしたところ、
「特に四神とは関係がなく、四社は遠江地域の代表となる神社なので、四方に
散らばっています」とのお答えをいただきました。”
だそうです。
春の1日を、神社巡りに費やすのも一考かと、、、。