いまさら聞けない「Z世代」ってなに？

Z世代の由来は？

以前から時々耳にするようになった「Z世代」という言葉。

あなたは、「Z世代って、なに？」と質問をされたらちゃんと答えられるでしょうか？

私もあまり関心がなく今まで来ましたが、今回ちょっと調べてみようと思い立ちました。

Z世代とは、主に欧米の呼び名で、1990年代半ばから2010年代序盤に生まれた世代

を指す言葉だそうです。

２０２４年現在では、大体１３歳～２９歳前後の年齢層に当たります。

なぜアルファベットの最後のZが使われるようになったのかと言えば、

その前にX世代、Y世代があったからです。

X世代とは、1965～1981年ごろに生まれた世代を指すのだそうです。

年齢で見ますと、４４～５９歳くらいの層が「X世代」に相当します。

この呼び方はアメリカ発のもので、元の表現は「Generation X」になります。

X世代という名称は、写真家のロバート・キャパの造語に由来します。

彼は1950年代に、第二次世界大戦後に成長した若者をテーマにしたフォトエッセイ

「Generation X」というタイトルをつけました。

“X”というアルファベットがつけられた理由ですが、“X”には未知という意味が

込められています。

つまり、その上の世代から見れば、戦争を知らない世代であり、つかみどころがない

文字どおり“未知な世代”という意味合いで広く浸透していきました。

このX世代の人たちの若い頃は、新人類（古い？）みたいな扱いだったのでしょうね？

次は、Y世代ですが1980年頃～1996年代頃に生まれた20代後半から40代前半の世代を

指します。2000年代以降に成人を迎える世代のミレニアル世代とほぼ同じ世代です。

現在おおよそ２８歳前後から４４歳前後の人が該当します。

Y世代はX世代の次の世代であることから、アルファベット順で「X→Y」となったこと

が由来です。

そう、もうお分かりですね？

Z世代というのは、さらにその次の世代ですからX→Y→Zと続いたという訳です。

今も昔も、年長者から若者を見れば、育った環境や教育、社会通念などが違って

いますので理解するのがむずかしいということでしょう。

それぞれの特徴などまでやろうと思いましたが、長くなってしまいましたので

次回に回すことにします。