X世代・Y世代・Z世代の特徴は?
X世代、Y世代、Z世代の時代背景と特徴は?
生まれたときから、スマホ?
先週金曜日のブログの続編です。
前回は「いまさら聞けないZ世代ってなに?」ということで、Z世代と命名された訳を
調べてみました。
今回は、簡単にX世代、Y世代、Z世代の特徴を挙げてみたいと思います。
まずX世代ですが、いろいろと説はあるようですが、大まかに区切れば
大体45歳前後から60歳前後くらいだと言えましょう。
この年齢の方々は、高度経済成長時代やバブル期に生まれ、経済的な変革期を
経験した世代です。そのため、物質的な豊かさに価値を置く傾向があります。
結構ブランド好きでもあります。(笑)
そして子供の頃はテレビで育ち大人になってからインターネットに触れます。
競争意識も高く自己主張や個人の自由、多様性、グローバルな視野を重視する傾向も
ありますが、一方、長時間労働にも耐えられます。
(そうあのCM、「24時間戦えますか?」の世代ですね?)
次にY世代は、20代後半から40代半ばくらいの方々で、Y世代前半は、
携帯電話がまだ普及しておらず、ポケベルが全盛期だった時代です。
Y世代後半にスマートフォンが普及し始めた年代となります。
ですのでテレビや新聞や雑誌など複数の媒体からバランスよく上手に情報を収集する
ことに長けているそうです。
またこの世代は、バブル崩壊や就職氷河期などに直面したため、保守的な価値観を
持っています。
地位や給料が低くても、安定した収入やプライベートの時間が確保できればそれで
よいと考える人が多いといわれ、「出世したい」「給料を上げたい」などの願望が
少ないそうです。
また、旅行をはじめとする「体験」にお金を使いやすい傾向があり、「モノよりもコト」
を重視するのが、X世代との違いのようです。
最後にZ世代は、13歳くらいから20代後半の方々にあたり、リーマンショックや
東日本大震災、コロナウイルスの流行など社会に大きな影響を与えた出来事の中で
成長しています。
生まれたときからインターネットやスマートフォン、タブレットなどを当たり前のもの
として育った、「デジタルネイティブ」といわれる世代でもあります。
そのため多様性を重視し環境問題などの社会問題への関心が強いことが特徴だそうです。
またコスパではなく、時間効率を追求する「タイパ(=タイムパフォーマンス)」を
追求する傾向もあります。
X世代の「モノ」からY世代の「コト」へ、そしてZ世代の「時間 タイム」ですか?
日本の人口に対するZ世代の割合は約15%くらいですが、世界の人口に対するZ世代の
割合は30%以上と言われ世界では3人に1人がZ世代という状況だそうです。
これからの社会を担っていくZ世代は、どのような社会を創って行くのでしょうか?