三方不動産株式会社
2024年01月17日
ブログ
なぜアメリカ合衆国か?
なぜ合州国ではなく合衆国なのか?
合衆国には、170年の歴史がある?
先日ある問いかけを目にしました。
アメリカ合衆国は、州の集まりなのになぜ「合州国」ではなく「合衆国」と書くのか?
おかしいのではないかというような質問でした。
「ふむ、確かに、、」と私も思ってしまいました。
United States of America
Unitedは、辞書を引きますと連合(合体、合併、統合)したとあります。
国際連合は、United Nationsですものね?
朝日新聞の記者までも「これは『合州国』の誤訳だ」として、「アメリカ合州国」と
いう本まで出しています。
単に合州国と書くべきところを合衆国と、誤って表記したという訳です。
しかし、誤訳かどうかはちょっと微妙な感じがします。
と言いますのは、合衆国という単語が初めて公文書に出てきたのは、アヘン戦争直後の
1844年、中国が米国との間に修好通商条約(望厦条約)を結んだ時です。
そして、その10年後の1854年、ペリー率いる黒船が来航して、日米和親条約が
結ばれました。
日米和親条約の正式名称は「日本國米利堅合衆國和親條約」であり、U.S.A.は
「米利堅合衆國」と訳されているそうです。
当時の訳者は、United Statesを「衆人の力を合わせて作られた国」という意味で
「合衆国」と訳したとのことです。
それはそれで完全に間違った訳とも言えなそうですね?
以来、日本ではアメリカを指す時にはアメリカ合衆国という漢字を採用しています。
現在、世界には196の国があるそうです。
そのうち、合衆国制を採用している国はアメリカとメキシコの2か国だけだそうですよ。
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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