2024年の不動産市場は?
今年の不動産市場の予想記事から
不動産価格は下がらない?
「2024年の不動産市場は、どうなるのか?」という予想記事がたくさん出ています。
私は、経済の専門家ではもちろんありませんので、今回は私が読んだ予想記事を
簡単にまとめてご紹介したいと思います。
まず参考になるのは、国土交通省が発表している不動産価格指数です。
こちらです↓
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/content/001710111.pdf
上のグラフを見てもらうと不動産価格は、住宅地も戸建て住宅もマンションも
上昇傾向にあるのがよくわかると思います。
土地、戸建ての不動産価格指数はここ5年間で約8〜12%上昇しています。
マンションに関しては約30%も上昇しています。
この傾向は、2024年も続くと見ている専門家が多いようです。
理由のひとつとして挙げられるのが、低金利です。
固定金利は徐々に上がり、変動金利は低金利で据え置かれるのではないかと予想して
いる専門家が多いようです。
これは短期金利が依然として▲0.1%のマイナス金利を適用しているからです。
大手銀行では、固定金利の低価格競争?をしているところもあるようですので、
固定金利が上がっても余程の経済的な変化がない限りは変動金利が上がらないと
見ているようです。
通常であれば、金利が上がると不動産を購入する人が減少するため不動産価格は
下がるものですが、このような現状ですので不動産価格は下がらないと見ていると
いうことですね?
更に、円安による輸入木材や建築資材の高止まりが続くのでは?という見方です。
ウクライナ情勢の長期化やイスラエル・ハマスの戦争などにより石油価格が
上昇することが考えられます。
世界的に新型コロナウイルスの収束後に需要が急速に回復したことによる物価上昇も
あります。
そこに追い打ちをかけるように今年4月から始まる働き方改革関連法が施行されます。
長くなりそうですので、これについては次回の不動産ブログでやりたいと思います。