三方不動産株式会社
2023年12月11日
不動産コラム
2024年4月から始まる「省エネ性能表示制度」とは?
省エネ性能表示とは?
省エネ性能がわかりやすく
来年の4月から「省エネ性能表示制度」というものが始まります。
これは「販売・賃貸事業者が建築物の省エネ性能を広告等に表示することで、
消費者が建築物を購入・賃借する際に、省エネ性能の把握や比較ができるようにする
制度」です。
改正建築物省エネ法に基づき、国土交通省は9月に「建築物の省エネ性能表示制度の
ガイドライン等」を発表しました。
それによりますと、、、
2024年4月以降に建築確認申請を行う新築および再販売・再賃貸される物件に
対して、広告する際に省エネ性能ラベルを表示するということです。
対象は、住宅や建築物を販売・賃貸する事業者で、これによって省エネ性能を
示すラベルや評価書を発行し、消費者が省エネ性能の把握や比較ができるようにすると
いうものです。
具体的には、、
省エネ基準に適合していれば★1つ。それより10%削減するごとに、★が1つずつ
増えるということです。
ただし、エネルギーを使っても、太陽光発電などで補えばさらに削減できるので、
★4つ以上は再生エネルギー設備がある場合に付けられるということです。
その他、断熱性能も7段階に分けて表示し、よりわかりやすくなります。
また、電気やガスなどの年間消費量がどの程度になるか計算し、年間光熱費が
目安としても表示されます。
(目安光熱費は任意項目なので、表示される場合もされない場合もあります)
いずれにしても、省エネ性能がわかりやすくなることは、消費者にとっても
良いことですね。
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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