三方不動産株式会社
2023年09月21日
不動産コラム
建物完成イメージをメタバースで
メタバースで何ができるのか?
パースからメタバースへ
9月9日の日本経済新聞にこんな記事が載っていました。
「メタバースで建物イメージ」説明を効率化
記事の内容は、大成建設と日立製作所が、メタバース(仮想空間)を使って建築物の
完成イメージを関係者で共有するシステムを開発すると発表したとのことです。
来年2024年半ばに大成建設で使いはじめ、活用する作業所を順次増やしていく
そうです。
どんなものかということを記事の一部を抜粋してご紹介しますと、、
"「建設承認メタバース」は建築物の意匠・構造・設備などのデータを取り込むと、
数分間でクラウド上に建築物を構築できる。
仮想空間に再現した建物の内部を人や車椅子で問題なく移動できるかを確認したり、
柱や机などの寸法を表示したりする。
発注者や設計者、施工事業者がメタバース上に集まって議論し、仕様の決定や承認が
できるようになる。"
というものだそうです。これを活用すると、建築物の仕様の説明、決定、承認を
効率化できて、設計のやり直しなどの無駄な手間を減らせるということのようです。
さらには、議事録まで自動で作成する機能も持ち、プロジェクトの立ち上げから
建設承認までの流れを詳細に把握できるようになるということです。
ところで、みなさんは「パース」というものをご存知でしょうか?
建物や外観がどのようになっているか分かりやすいように、立体的な絵にした物で
未完成な建物等の完成予想図として用いられます。
よく建設会社に行くと、自社で施工した建物をパースとして飾っているのを
見たことないでしょうか?
そう、あれです!
その「パース」がいまでは「メガパース?」いや「メタバース」になるとは、、。
ちょっと苦しいですか?(笑)
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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