もりそばとざるそばの違いは?
もりそばとざるそばの違いとは?
浜松のおススメのお蕎麦屋さん
「ざるそば」と「もりそば」の違いとは?
現在では、多くの蕎麦屋さんで「もりそば」と「ざるそば」の違いは、
そばの上に海苔がのっているかどうかだそうですが、江戸時代には
元々キチンとした違いがあったと言われています。
それは、麺つゆのダシの取り方だったと言われています。
高級なざるそばは、一番だしで、もりそばは、一番だしをとった後の二番だしが
使われていたと言われています。
また、本来そばは、つけ汁につけて食べる「つけ麺」スタイルだったのが、
江戸時代にはいって、この食べ方がめんどうだという人たちが、汁をそばに
直接かけて食べ始めました。
そして、この食べ方は「ぶっかけそば」と称されました。その「ぶっかけそば」が
略されて「かけそば」となり、この呼び名が主流となりました。
この「かけそば」と区別するべく、汁につけて食べるそばを「もりそば」と呼ぶ
ようになったという説があります。
ざるそばの元祖は、東京・深川にあった伊勢屋が、せいろや皿ではなく「竹ざる」
にそばを盛ってだすので、「ざるそば」と名付けらたということです。
もみ海苔を現在のように、ざるそばにかけるようになったのは、明治時代以降の
ことだそうです。
例によって諸説が、いろいろありますが、この辺の説が多いようです。
浜松のおススメのお蕎麦屋さん・思い出のお蕎麦屋さん
やっぱり浜松でおすすめの蕎麦屋さんといえば、蕎麦好きのあいだでは、すでに
有名ですが、「おおもり」(浜松市中区中島1-31-1)でしょうかね?
お酒を飲みながらということなら、「NARU」(浜松市中区板屋町102-12)も、
私は好きです。
そして、もう食べることは永遠にできなくなってしまいましたが、
浜北区宮口にあった「身麻呂」が、私のなかでは一番ですね。
平成27年にご主人が他界してお店を閉めてしまいましたが、非常に残念でなりません。
ある時、娘と2人で「身麻呂」でお蕎麦を食べて、店の外へ出たら、
ちょうど川勝静岡県知事が、お一人で入って来られるところに出くわしました。
ちょっとだけお話をさせて頂き、最後に娘のことを褒めて下さったのも、
「身麻呂」と共に、忘れられない思い出です。
身麻呂の十割そばは、息子さん夫婦が受け継いで、長野県上伊那郡で
「蕎麦 ひねもす」というお店をやってらっしゃるそうですので、
いつか家族で食べに行きたいと思っています。