三方不動産株式会社
2023年07月13日
不動産コラム
静岡県 路線価について
静岡県内の路線価について
熱海市の上昇が凄い
先週令和5年度の路線価が発表されました。
今回は、それについて簡単に触れたいと思います。改めて路線価とは、国税庁が
毎年7月に発表するもので相続税や贈与税を算出するための土地の価格を算定する
ための根拠となるものです。
道路に値段がついており、その道路に面している土地の㎡あたりの単価を示したものに
なります。
全ての道路に路線価が付いている訳ではありません。市街化調整区域や市街化区域内でも
路線価がないところもあります。
静岡県の路線価は、継続調査する標準地(約9000地点)の平均変動率は
前年を0・3%下回り、平成22年に平均値の公表開始以来14年連続のマイナスと
なっています。
ただ、マイナス幅は前年の0・7%減から多少下げ止まっています。
全体的に見てほぼ現状維持といった感じですね?
県内で一番高い路線価は、「紺屋町名店街呉服町通り」(静岡市葵区紺屋町)で
1㎡当たり114万円(前年比横ばい)と44年連続のトップ。
2位は浜松西税務署管内の「浜松駅前通り」(浜松市中区砂山町)で同98万円でした。
(遠鉄百貨店本館の東側(メイワンとの間の通り)です。)
この調査は今年の1月1日時点で県内13税務署別の最高路線価は3地点で上昇。
8地点が横ばい。下落は2地点で、前年の4地点から半減するといった結果でした。
一番上昇した地点は、観光客が戻ってきた熱海税務署管内の「平和通り」
(熱海市田原本町)で11・1%の上昇でした。
これだけ急激に上昇すると相続税評価も大きく変わってきますねー。
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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