三方不動産株式会社
2023年07月03日
不動産コラム
火災保険料 また値上げ
損害保険の値上げについて
保険がなくなる?
損害保険各社でつくる損害保険料率算出機構は先週、住宅向けの火災保険で、
保険料の基準となる「参考純率」を全国平均で13・0%引き上げると発表しました。
毎年のように火災保険料が上がっている気がしますので、調べてみますと
引き上げは過去6年間で4回目となります。
令和3年に機構が参考純率を平均10・9%引き上げ、令和4年に11~13%程度の
値上げをしていますので、令和2年と比べると来年には35%くらい値上げされる
計算になります。
このような値上げは、台風やひょうなどの自然災害で保険金の支払いが増加している
ことなどが要因です。
近年の異常気象は、保険会社の頭の良い方々が確率計算して割り出す保険料を
はるかに上回っているということなのでしょう。
損害保険協会などによると、国内損保各社の火災保険の収支合計で、
平成23年度から令和3年度の間に黒字を計上したのは平成27年度のみだそうで
赤字が常態化している状況だとか、、。
社会に必要な火災保険が成り立たなくなる可能性も指摘されていて
今後の動向にも注目です。
まもなく台風シーズンがやって来ます。
今年は大きな災害がないことを祈りますが、もはや毎年なにかしらの災害に
見舞われている方が常態化しているように思います。
異常気象が異常でなくなって来ている?
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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