三方不動産株式会社
2023年07月14日
ブログ
目からウロコが落ちる
「目から鱗が落ちる」の語源は?
新約聖書のお話から
今まで不思議に思っていたことや悩んでいたことが、何かが起こったことで急に腑に
落ちたり、解消されたりしたときに使う「目から鱗が落ちる」という表現があります。
「目からウロコが落ちる」という状態を想像しますと、ちょっとおどろおどろしい
感じもしますよね?
なぜこのような言い方をするようになったのでしょうか?
調べてみますと、この言葉の語源はいろいろなサイトを見てもすべて一致していました。
それは新約聖書『使徒行伝』第九章から生まれた言葉であるということです。
このエピソードはサイトによって若干の違いはありますが、大体こんなお話です。
キリスト教徒を迫害していたグループのリーダー格だったサウロ(のちに改名して
パウロ)という人物は、ダマスコ(現ダマスカス)という町へ向かう途中、目も
くらむような強い光に包まれました。
そして、イエスが「なぜ私を迫害するのか。町へ行けば、あなたのすべきことが
告げられるだろう」と語りかけてくる声を聞いたのです。
その光のせいでサウロは視力を失い、食事もとれない状態に。
目が見えなくなった彼が、ダマスコの町で祈っていると、
イエスが遣わした教徒・アナニアが現れてキリストの祈りを捧げると
「たちどころに、サウロの目から、うろこのようなものが落ちて、元どおり見えるよう
になった」というお話です。
ここから「目からウロコが落ちる」という言葉が生まれたということです。
私は、目から大きなウロコが落ちるのを想像していましたが、説によりますと
ダマスコという町は内陸から80キロも入った、海抜650メートルという高地。
ですので、川魚のような薄く小さな鱗だったと考えられているそうです。
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
不動産の売却や土地活用でお悩みの方は、ぜひ一度お問い合わせください!
また、不動産を購入しようかどうか迷っている方、
ポータルサイトや他社サイトでも気になる物件がございましたら、お気軽に
ご相談ください。