浜松こども博覧会について

浜松こども博覧会とは？

かなり昔ですが、今の浜松城公園のところに動物園があったことを知ってる

浜松市民は、どれくらいいるのでしょうか？

現在の舘山寺に動物園が移転したのは、昭和５８年ですので今から４０年前の

ことになります。

それまでは、浜松市役所の横に動物園があったんですよ。

その浜松市動物園は、昭和２５年に静岡県内初の動物園として浜松城公園内に

開園されたのですが、そのきっかけになったのが、「浜松こども博覧会」という

大イベントでした。

浜松こども博覧会とは、浜松市主催で旧浜松市市制40周年記念事業として、

１９５０年（昭和２５）９月１０日～１０月２０日の４１日間にわたり、

浜松城公園で開催されたものです。

メイン会場である科学博物館（専売局の巻煙草製造機など最新の機械を展示）と

博覧会の目玉であった象のいる動物園をはじめ、電気通信館、テレビ・ラジオ館

発明館、天体観測所、こども物産館、郷土館、ジャングル館、水産館、展望所、

フェアリーランド（夢の国）、ロータリーチェアー、こども遊園地、

野外ステージ、観覧車など数多くの施設がつくられました。

ちょっとした万博ですね？

特に象の「浜子さん」が子供たちの人気を博したそうです。

そして、博覧会終了後の同年１１月１日に、会場跡地は浜松市動物園として開園

したのです。

私も子供の頃は、何度この動物園に連れて行ってもらったことでしょう。

しかし、動物園の前にこのような博覧会が開かれていたことは知りませんでした。

考えてみれば、当時の動物園は、非常に便利な場所にありましたよねー？

浜松こども博覧会の様子は、こちらです↓

https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/kouen/kodomohakurankai.html