三方不動産株式会社
2020年08月24日
不動産コラム
計画道路ってなんでしょう?
都市計画道路とは?
調査方法は?
都市計画道路について
土地売買のパンフレットなどを見ていると、時々「都市計画道路予定あり」などと
いう言葉が入っているのを目にしたことはないでしょうか?
この都市計画道路とは、都市計画によって計画された道路をいい、事業化されていない
予定地も含まれます。
都市計画道路は工事が完了すると、道路法による国道や県道、市町村道になります。
要するに、いつ道路になるかは未定かも知れませんが、この土地の全部または一部が
将来道路になる可能性がありますよということです。
都市計画道路予定地を購入する場合については、事前によく調査をする必要が
あります。
まず自分が購入しようと思っている土地のどれくらいの割合が、将来道路に
取られてしまうかによっては、建築計画が大きく変わって来ます。
数十cmくらい道路に掛かるという程度でしたら、それほど支障はないかも知れません
が、敷地の半分以上が道路予定地であれば購入そのものの見直しが必要に
なるかも知れません。
また、計画道路がいつ事業決定して工事に入るのかという時期も大切な要素です。
計画はあるのですが、いつになるのか(10年後か?20年後か?)全く
わからないという「計画決定」しているだけの計画道路が多いのです。
これらを調べるには、信頼できる不動産業者に依頼して調査をしてもらうか、
自ら市役所の「都市計画課」へ行って、計画道路予定図というものを見せて
もらい公図と照らし合わせて、敷地にどれくらい道路が掛かってくるのかを
確認する方法があります。
その際に、「計画決定」の段階なのか、もう「事業決定」までしていて
実際に工事に入る段階なのかなども聞いておくことも忘れずに。
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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