三方不動産株式会社
2023年02月27日
不動産コラム
静岡県内住宅着工 過去30年で最小
建設費の高騰について
高騰の要因は?
先週の静岡新聞記事に2022年の静岡県内新設住宅着工戸数が、前年比
7%減の19776戸だったという記事が出ておりました。
この数字は、過去30年で最小で初の2万戸割れだそうです。
原因としましては、建築資材の高騰による需要の落ち込みと前年の住宅ローン控除
改正前の駆け込み需要の反動などだそうです。
建設費がどれくらい高くなったのか?詳細についてはわかりませんが、
全建総連の2022年7-8月の工事費に対しての値上がり率に関する調査では、
前年同月比20%以上上昇が新築で47.1%、リフォームで37.4%との
回答が多かったようです。
建設工事費も坪当たり10万円以上は上昇してるようです。
これらをそのまま価格転嫁した場合の新築注文の客出し価格は、従来の2000万円が
2200万円程度に、2500万円が2800万円程度、3000万円が3400万円程度、
3500万円が4000万円程度にもなります。
このような建築費が上昇した主な要因は、、
・ウッドショック
・アイアンショック
・ロシア・ウクライナ戦争
・コンテナ料金の上昇
・円安
だそうですので、これらが解消するにはまだ時間が掛かりそうですね。
更に住宅ローン金利が上昇すると、ますますマイホームへ手が届きにくく
なるかも知れません。
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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