三方不動産株式会社
2023年02月20日
不動産コラム
未入居物件とは?
新築物件と未入居物件の違いは?
未入居物件で注意したい点
なぜ未入居物件となったのか?
不動産広告などで時折見かける「未入居物件」という言葉。
新築物件と何が違うのか、疑問に思う方もいるかもしれません。
車でいう「新古車」みたいなもの? ちょっと違います。(笑)
「未入居物件」とは、建物の完成後、誰も住まないまま1年以上経過した物件の
ことです。
逆に言えば「新築物件」とは、「建物の完成から1年以内」かつ「誰も住んだことが
ない」という条件を満たす必要があります。
これは「不動産の表示に関する公正競争規約」や「住宅の品質確保の促進等に関する
法律」によって定められています。
もっとわかりやすく言えば、未入居物件とは1年以上誰も買い手がつかなかった
売れ残りの物件とも言えます。
このような物件を購入する時には、なぜ買い手がつかなかったのか?
その理由を調べる必要があります。
物件ごとにそれぞれ売れ残った理由というものがあるでしょう。
・周辺物件より価格が高い
・立地が悪い(駅や商業施設、学校などから遠い、がけ地に建っている、お墓が見える
など)
・特殊な間取りや外観?日当たりが悪いなど
気をつけなければいけないのが、ちょっと調べたくらいではわからない理由です。
・問題を起こす住民や反社会的勢力の人が付近に住んでいる
・時間帯や季節によって異臭が立ち込めることがある
・夜中になるとトラックなどの交通量が多くなり振動や音が気になる
・その物件ではなくとも、近所で大きな事故、事件があった
・洪水などの被害が予想されるなど
通常の新築物件を購入する時よりも、より注意深く調べることをお勧めします。
また、1年以上経過しているわけですので、購入前には建物インスペクションを
入れて建物の状態を確認する必要もあると思います。
この記事を書いた人
澤木 規行
三方不動産㈱の澤木です。
社長一人の小さな不動産会社ですが、不動産業に携わって36年間の経験と知識を生かして、皆様のお役に立てるように頑張ります。
「三方不動産に依頼して良かった!」と思ってもらえる仕事を積み重ねて行きます。
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