事故物件の見分け方は?
事故物件とは?
事故物件の見分け方
こんな物件は、疑わしいかも?
前回の不動産ブログに続いて、進学や就職などで、今まさに新しい部屋を
お探しの人向けの内容となっています。
今回は、事故物件についてです。
事故物件に法律上の定義はありませんが、一般的には「人が亡くなった物件=
事故物件」として扱います。
自殺や殺人が起きた物件は確実に事故物件と呼ばれますが、自然死や不慮の
事故死は、基本的に事故物件にはなりません。ただし、発見が遅れて特殊清掃が
必要になると事故物件に該当してきます。
詳しくは、国土交通省のガイドラインをご覧ください。↓
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001426603.pdf
ホームズさんの調査によりますと、事故物件に住むことになったきっかけは、
「条件が良いため」「安いため」「興味があったため」などの理由から
約7割の方が事故物件であることを事前に知っていた上で住んでいるそうです。
しかし、「普通に探したところが実は事故物件だった」という人も28.8%
おりました。
事故物件に住むメリットを享受したい人は良いのですが、そうでない人は
そのような部屋は、避けたいと思います。
そこで、事故物件かどうかの見分け方がいくつかありますのでご参考にして
ください。
1.募集広告などの物件情報に「告知事項あり」と書いてある
これはかなりの確率で事故物件である可能性が高いです。
2.部屋の一部だけがリフォームされている
例えば一部屋だけとか風呂場だけが不自然にきれいになっているなどの
場合は、ちょっと疑ってみる必要があるかも知れませんね。
3.家賃が周辺相場に比べてかなり安い
一概には言えませんが、孤独死などで約90%、自殺で約70~80%、
殺人で約50%とも言われています。
4.マンション・アパート名が変わった
オーナーが変わって名称が変わった場合もありますが、事故物件と
なって新聞やネットに出てしまって名前を変えるケースもあります。
5.定期借家契約になっている
これは上で挙げた3年の告知期間が終わるまで安い賃料で貸して
告知期間が過ぎれば退去してもらって正規の家賃で貸そうということが
考えられます。
これらに該当したら全て事故物件という訳ではありません。
あくまでちょっと疑ってみましょうという程度です。
疑問に思ったら不動産業者に直接聞いてみましょう。
また、以前当ブログでも取り上げた事故物件サイトで確認してみることも
お勧めします。
こちらです↓