自宅を高く売却するには? その2
自宅を売却する方法について
リフォームをして売却するメリット・デメリット
リフォームをするか、しないか?
前回の不動産ブログで、自宅を高く売却するには?ということで
・売却のタイミングを見極める
・自宅のセールスポイントをアピールする
・営業力のある不動産会社に依頼する
などという点を挙げさせていただきました。今回はもう少し具体的なところを
見ていきたいと思います。
自宅を売却すると言いましても様々な方法があると思います。
1.自宅に居住しながら買主を探す
2.空き家にして買主を探す
3.空き家にして最低限のリフォーム、ハウスクリーニングをして買主を探す
4.空き家にしておしゃれで大規模なフルリフォームをし、家具なども配置して
買主を探す
自宅の買い替えでしたら、自宅に住みながら買主を探し、買い手が見つかったら
引っ越すという方法が最もリスクがなく無駄な出費もありません。
これは、ご自宅が普段から物も少なく整然としモデルハウスのように綺麗な部屋で
あればこの方法でいいと思います。
悩ましいのは、それ以外です。
リフォームしたからといって必ずしも早く、そして、高く売れるわけではありません。
中古マンションの場合などは、買主は立地や物件価格を重要視して探していることが
多く、リフォームされた高い物件より、リフォームされていない安い物件が選ばれる
可能性も低くありません。
ここでリフォームをして売却する場合のメリット・デメリットを見てみましょう。
メリットとしては、、
・物件を案内した時の第一印象が良く生活のイメージがしやすい
・買主はすぐに住むことができるため、前向きに考えてくれる傾向がある
デメリットは、、
・リフォームすることで買主の好みから外れてしまい、売れ残るリスクがある
・リフォーム費用を物件価格に大きく上乗せできない場合の方が多い
では、リフォームをしないで売却する場合はどうでしょうか?
メリットとしては、もちろんリフォーム費用が掛からないということですが、
デメリットとしては、第一印象が悪くなり、更には築年数や状態が悪いことを理由に
値下げ交渉をされる場合が多いということです。
値下げ金額よりリフォーム費用の方が高いのか?安いのか?
それともリフォームしないで最初からある程度リフォーム分を引いた安い販売金額で
売りに出した方が結局は得なのか?
この辺が悩ましいところですね。
リフォームやハウスクリーニング、修繕については、どの程度実施すればもっとも
効果を上げられるのか、判断が難しいところです。
個々の物件の状態によっても、判断は大きく変わりますし、、。
余計な出費を防ぐためにも、これらを実施する前にプロである不動産会社の
アドバイスを聞いてみてください。