クリスマス なぜ靴下にプレゼント?
靴下にプレゼントを入れる由来について
サンタクロースは誰?
聖ニコラウスの逸話とは?
今週末は、クリスマスイブが土曜日、クリスマスが日曜日と家族で楽しむには
ピッタリな暦になっております。
そこで、お子様に話してあげられるようなクリスマスネタを探してみました。
ご存知の方も多いかも知れませんが、なぜクリスマスには靴下を飾り、その靴下の
中にプレゼントを入れるようになったのかという由来について調べてみました。
私の子供の頃には、お菓子がいっぱい入った紙で作られた赤い長靴を買ってもらった
ものです。
(大人になるまで、あれを靴下とは思えず赤い長靴だと信じておりました(笑))
さて、靴下にプレゼントを入れるようになった由来ですが、、、
サンタクロースのモデルとなっている、聖ニコラウス(ニコラス)からきています。
4世紀ごろの東ローマ帝国・小アジアのミラ(Myra)の司教、聖ニコラウスは、
とても貧しい家族の存在を知りました。
その家族は貧しくなったために三人の娘を身売りに出さなければならなくなって
いました。
それを大変哀れに思ったニコラウスは、この家族を救うことを決意します。
ニコラウスは自分が助けていることをその家族に悟られないため、夜中に窓から暖炉に
干してあったソックスに金貨を投げ入れました。
その投げ入れた金貨のおかげで娘は売らなくて済み、更に投げ入れた多額の金貨によって
長女と次女は正式な結婚をすることができました。
大喜びした父親は、金貨を投げ入れてくれた人にお礼をしたいと思うようになります。
そしてニコラウスが三女を救うために、三度目に金貨を投げ入れたとき、父親は
ニコラウスの存在に気付き、その足元にひれ伏して涙を流して感謝したという逸話です。
一説には、金貨を煙突から投げ入れ暖炉に干してあった靴下に偶然入ったという話も
あるようですが、この逸話を描いた絵画には窓から投げ入れている絵が描かれています。
このエピソードから、サンタクロースのプレゼントを受け取るために、「クリスマス
イブの夜に靴下を置く」という背景になったといわれています。
最後に、オランダでは、聖ニコラオスはシント=ニコーラース(Sint-Nicolaas)、
またはシンタクラース(Sinterklaas)と呼ばれていました。
その後、アメリカに渡ったオランダ人から「シンタクラース」が「サンタクロース」と
訛って現在のサンタクロースとなったとか、、。